報道によると、サモアで子どもへのはしかワクチンのボイコットが始まったのは2018年。予防接種後に2人の幼児が死亡し、これがきっかけとなってSNS上で「ワクチン忌避」キャンペーンが広まった。英BBCによると、2つのケースとも実は死亡原因は看護師のミスだった。
サモア はしか流行で死者50人超 多くが乳幼児
© Sputnik / Ramil Sitdikov
/ サイン
サモアでははしかが依然として猛威を振るっており、児童の死亡数は50人を超えた。ここまで流行した原因について医師らは、世界保健機関ではワクチンが効果を発揮するためには90%以上の接種率が必要とされているのに対して、サモアでは乳幼児の接種率が3分の1未満と低い事実を指摘している。英ガーディアン紙が報じた。