リル・バブには遺伝子異常による先天異常があった。歯がなかったので、舌が口から常に垂れており、その様子は何かをからかっているように見えた。さらにバブは小人症だったため、2019年6月に8歳の誕生日を迎えても子猫のような姿だった。
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バブの生まれつきの風変りな姿は、SNSのユーザーの注目を集めた。バブが人気を集めた最初の投稿写真は、バブが生後わずか2ヶ月の時のものだ。2019年12月までに、バブのインスタグラムのフォロワーは約50万人にのぼった。
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リル・バブは、遺伝異常による先天性異常を持つ動物を助けるために70万ドル以上を集めた。バブは遺伝子異常を研究するキャンペーンの顔にもなった。バブの一生を題材としたドキュメンタリー映画『リル・バブ・アンド・フレンズ』が制作され、また飼い主のマイクさんがバブに関するコンセプトアルバムを作成した。
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バブの死を知った米誌「ワイアード」の記者らは「カワイ子ちゃんの死」とのタイトルの記事を書きあげ、バブの死と同時にSNS上で猫が人気者だった時代が終わったと報じた。
2019年5月には、猫のグランピー・キャットが亡くなった。この猫は不機嫌な顔でインターネット上で人気を博し、バブと同じようにインスタグラムのスターだった。またこの有名な猫2匹が出会うイベントが行われたこともあった。