7月、体重が増え、前足の毛が抜け落ちてしまったパーマストンは療養のためにサイモン・マクドナルド外務次官の自宅に移された。12月2日、パーマストンは自身のツイッター・アカウントに、職に復帰するとツイートした。
「外務省ネズミ捕獲長の職務に今週復帰する報告ができることをうれしく思います。復職にあたって、『パーマストンのプロトコル』という新たな規定が設けられました。それは、外務省で私のケアが正しく行われるようにし、私の福利と幸福が確保できるように要求するものです。私のケアは、このプロトコルが機能しているかどうか監視するボランティアによる特別チームによって常にチェックされています。ネズミどもよ、覚悟はいいか? 私は復帰するからな。」
I am happy to announce that I will be returning to my Chief Mouser duties at the @foreignoffice this week! New guidance - the Palmerston Protocols - will govern my care in the FCO to make sure it’s working for me. (1/4) pic.twitter.com/j2AFKI0DGN
— Palmerston (@DiploMog) 2 декабря 2019 г.
「パーマストンのプロトコル」では、パーマストンは「グルメ」をさけ、世話をする特別な人間だけが食事を与えることを認めている。また、パーマストンの個人スペースを尊重し、「本社(外務省)」にいる間はパーマストンに触れてはならない。さらに、英国外務省には「パーマストンのゾーン」という特別なエリアが設けられた。さらにマクドナルド次官は、外務省職員は「パーマストンが自分のゾーンにいられるよう配慮しなければならない」と述べている。
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