参加者らが胸について検討する際、研究者はアイトラッキングによって彼らの目線を注視した。この機器によって視線の方向を確認することが特別に可能となる。それぞれのモデルの観察時間は30秒とされた。
さまざまな部分を観察する際、ちょっとした違いが見受けられた。それは、女性より男性の方が胸の上部を見ている時間がより長いというものだった。しかし、平均的には違いはほぼなかった。
女性と男性の両方が、胸の下部と乳首付近により頻繁に、そしてより長く注意を向け、その時間的割合は全体の3分の1に及んだ。
研究者によれば、これまで胸の魅力に関する評価はアンケート調査によって行われ、極めて主観的な要素が結果に反映されていたという。アイトラッキングによって、目の前の胸に対し男性と女性がまずどこに目を向けるのか、客観的に確認することが可能となった。