米偵察機の飛行は北朝鮮のソヘ・ロケット発射場から行われた実験を背景に行われている。聯合ニュースは北朝鮮の行ったのは大陸弾道ミサイル用固形燃料エンジンの実験と報じている。
米空軍はここ数週間にわたって朝鮮半島付近での活動を著しく活発化させていた。偵察にはボーイングRC-135Wの他にもU-2S、EP-3C、RC-135Vが加わっている。
韓国は米軍のこうした偵察行為について、北朝鮮が米国を厳しく批判し、緊張が急激に高まったことに加え、北朝鮮が超大型放射砲の連続発射実験を行い、11月23日には韓国との国境付近で海岸砲射撃を実施したことを受けて行われたものとの見方を示している。
8日北朝鮮は前日7日に東倉里のソヘ・ロケット発射場で「非常に重大な実験」が行われ、成功裡に終わったと発表していた。朝鮮中央通信は北朝鮮当局の発表をさらに強調し、この実験の結果は近い将来、北朝鮮の戦略的立場の変化に重大な影響を及ぼすと報じる一方で、何の実験が行われたかについては言及していない。
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