今回、見事最優秀作品に選ばれたのはアメリカ出身アレックス・ラブダ氏の『ドロプルトン(量子液滴)』だ。審査員は、ラブダ氏の作品について、「すばらしい科学写真の最高の伝統において、この写真を見る者は最初は戸惑うが、同時にその背後にある物語に驚かされるだろう」と評価した。
その他にも、月の写真や直径0.25mmの縫合糸、魚とクラゲの共生など、参加者がカメラで捉えた不思議で美しい作品をスプートニクがご紹介。

同コンテスト最優秀作品 『ドロプルトン(量子液滴)』 アレックス・ラブダ(アメリカ)

「天文学」部門2位入賞作品 『タラナキ山と天の川』 ジェームズ・オア(アイルランド)

「生態学及び環境科学」部門1位入賞作品 『漂白』 モーガン・ベネット・スミス(サウジアラビア)

「天文学」部門1位入賞作品 『ハロー現象』 ミハイル・カプィチカ(ベラルーシ)月光が屈折して月の周りに弧を描く

「生態学及び環境科学」部門2位入賞作品 『警戒兵』 アビジット・バヤニ(インド)

「地球科学及び気候学」部門2位入賞作品 『泡立つ海』 トム・シュレシンガー(米国)

「行動科学」部門1位入賞作品 『トビハゼの縄張り争い』 ダニエル・フィールド(米国)

「マイクロイメージング」部門入賞作品 『完璧な縫合』 アン・ウェストン(米国) 頭の傷を縫合するのに使用された直径0.25mm未満の縫合糸の電子顕微鏡写真。

「地球科学及び気候学」部門1位入賞作品『ユーコンでの竜巻』ローレン・マーチャント(英国)

「行動科学」部門2位入賞作品『クラゲ連合』エドゥアルド・サンパイオ(ポルトガル)青い魚はクラゲを食べ、クラゲは魚に隠れ家を提供する。

「マイクロイメージング」部門2位入賞作品『静磁気の放卵』アレックス・ラブダ(米国)
