同記事の著者は次のように書いている。「アメリカ海軍は太平洋、大西洋、インド洋、地中海、ペルシャ湾で定期的に活動しており、アメリカ海軍ほどグローバルに活動している海軍はない。」
同記事はまた、アメリカ海軍が航空母艦を10隻、上陸用舟艇9隻、巡洋艦22隻、駆逐艦62隻、フリゲート17隻、潜水艦72隻を保有していると記している。加えて、アメリカは航空機3700機、人員32万3000人という、世界2位の空軍も有している。
中国
2位につけたのは中国海軍だ。中国海軍の発展はこの国の経済成長によって可能になった。国防費は1989年比で10倍に膨らんだと「ナショナル・インタレスト」誌は指摘している。
ロシア海軍は大型船79隻、うち航空母艦1隻、巡洋艦5隻、駆逐艦13隻、潜水艦52隻を保有している。
イギリス
4位は英国海軍である。同誌によると、イギリス軍の大部分と同じように、イギリス海軍も近年、一貫した縮小に直面しているという。
現在、イギリス海軍は大型上陸用舟艇3隻、フリゲートと駆逐艦19隻、原子力潜水艦7隻、弾道ミサイル搭載潜水艦4隻を保有している。
日本
トップ5の最後が日本の海上自衛隊だ。海上自衛隊は114隻の艦艇を保有しており、その核をなしているのが46隻の巡洋艦(護衛艦)であると同誌は書いている。
さらに、「ナショナル・インタレスト」誌によると、16隻ある日本の潜水艦は世界で最も優れたもののひとつであるという。特に注目すべきは「そうりゅう」型潜水艦である。