調査の結果、脂質がロシア人の摂取カロリーの平均40%を占めていることが判明したが、世界保健機構(WHO)はこの数値を30%まで減らすよう求めている。またロシア人の平均的な食事に含まれるカロリーの12%が砂糖やハチミツなどの添加糖だが、推奨されているのは5%以下である。脂肪分の多い食べ物や甘い食べ物を過剰に摂取すると肥満になり、心筋梗塞を含む心血管疾患や糖尿病を引き起こす恐れがある。
さらに、ロシア人は塩分も摂りすぎており、1日に約11gも摂っている。また、高血圧を予防し、成人の心疾患や脳卒中のリスクを減らすためには、1日あたりの食塩摂取量を5g未満に抑えるべきである。
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