「スペクトルRG」は7月に打ち上げられた。12月12日、「スペクトルRG」の主要な研究プログラムである全天観測が始まった。
ロゴジンCEOは、スプートニクの取材に対し「テストスキャンの結果に基づき300個以上の銀河、1万個以上の活動銀河核と超大質量ブラックホールを発見した」と述べている。
さらに同CEOは「この撮影結果は、慎重さは崩せないものの、ある種の楽観的観測を呼ぶものだ」と付け加えた。
「スペクトルRG」の目的は、これからの4年間でX線の波長範囲で全天の高解像度を撮影し、それを元に全天地図を作成すること。6か月ごとに1枚の全天地図が出来上がるため、全天地図は合計8種類になる。最も正確な全天地図は8枚の地図を組み合わせたもので、2025年頃に完成、発表する予定だ。