心の優しさと温かい雰囲気がソ連とロシアの視聴者に愛されたアニメ『ウムカ(第1話)』は1969年に初公開。ホッキョクグマのウムカとチュクチ族の男の子との交流を描いている。中でも劇中流される歌の「熊の子守歌」は視聴者の記憶に残っている。
ロシアではこのアニメは何世代もに愛され、鑑賞され続けており、親子が共有する優しさの文化財産のような存在。
アニメ『ウムカ』の第2話は第1話の翌年の1970年に公開された。第1話の公開から50年、第2話の公開から49年後の今、完結編の第3話がようやく公開されることとなった。
アニメーションスタジオ「ソユーズムリトフィルム」は「第1話でウムカは世界というものを認識し、2話で成長し長旅に出る。3話では、旅から帰郷する」と各話のあらすじをプレスリリースで説明した。