ザハロワ報道官は、スプートニク・エストニアの職員に対するエストニア政府の行動を批判し、彼らの行いを「迫害」と呼んだ。また、同報道官は、「みなさん、今日スプートニクの文字が入ったこの黄色のベストを着て、自分でも参加して見て下さい」と強調した。
At the press conference, Russian Foreign Ministry spokeswoman Maria Zakharova is wearing an orange jacket in solidarity with Sputnik Estonia’s employees, who are being persecuted by the Estonian government@mfa_russia pic.twitter.com/gLWeO9VeDM
— Sputnik (@SputnikInt) December 26, 2019
フラッシュモブ#СпутникСилаは以前、「ロシア・セヴォードニャ」のキリル・ヴィシンスキー編集長が取り組んだもの。その時のシンボルとなったのが、ブランドカラーの黄色で表記された「Got You Covered!(支援を)」の英文字と黄色のベストだった。
スプートニク・エストニアをめぐる状況
先週、スプートニク・エストニアの記者らは、警察署と国境警備隊から書簡を受け取り、もし彼らが2020年1月1日までに通信社との雇用契約を破棄しない場合、記者らを刑事告発するという直接的な恫喝が行われた。
エストニア政府は自身の行動を、ウクライナでの事件を背景に一連の個人および法人に対し2014年3月に欧州連合(EU)が導入した制裁によって理由付けをした。MIA「ロシア・セヴォードニャ」は、エストニア政府の行動を容認できない専横と強調し、国連や欧州安全保障協力機構、欧州評議会、国際連合教育科学文化機関、欧州人権裁判所に申し出る意向であることを表明した。