それぞれ独立した研究者らがもっとも人気の200パスワードからリストを作成し、そのパスワードは情報漏えいのためにオープンアクセスであることが分かった。データベースは5億種類のさまざまなコードのバリーションになると算定されている。
11日、マネージャーはサイトで、「私たちはこのことについて以前すでに話しているが、再度指摘しておく。そしてもう一度、繰り返し。パスワードは非常に重要だ。しかし、この考えはこれまで数百万人の人々に届いておらず、これらの人々は「12345」のようなパスワードを選んでいる」と指摘した。
もっとも人気のあるパスワードは、例えば「12345」のように簡単に推測される1から9までの数字の組み合わせやニコル(Nicole)やジェシカ(Jessica)、ハンナ(Hannah)といった女性の名前、キーボード上で縦や横、斜め(1qaz2wsxやasdfghjklなど)に並んだ文字のセットによって作られている。専門家を驚かせたのは、人気のパスワードに英文字「password」が使われており、このパスワードを83万846人が使用していることだ。
自分の個人情報の保護のためにパスワード「qwerty」を使用しているのは約35万人、また17万人超がパスワードに「iloveyou」を使っている。
専門家は、リストに示されたパスワードが選択される主な要因の1つとして、それらが簡単に覚えられるからだと考えている。その場合、多くの人々はすべてのアカウントで同じパスワードを使用し、もしどれか1つが見破られたなら、全てのアカウントが危険に晒されることになる。
以前、英国の研究者は、アカウント用のパスワードが所有者の応援するサッカーチームの名前がつけられ、そのアカウントが危険に晒されているとユーザーたちに警告している。
2019年、米国大統領の名前はもっとも悪いパスワードのトップ25にランキングした。