欧州航空航法安全機構によると、タクシーの待ち時間が最も長いのは、米ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港。タクシーが同空港の客の元に到着するまで18.4分かかる。米フロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港も、18分と似たような状況。3位は、トルコのイスタンブール空港(16.2分)、4位は、シカゴ・オヘア国際空港(15.9分)、5位は、上海浦東国際空港(15.3分)。
タクシーの待ち時間が長い空港ランキング上位20位には、羽田空港も入っている。羽田空港での待ち時間は平均12.3分。
その他、上位20位には、米ボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港、米ロサンゼルス国際空港、メキシコ・シティ国際空港(メキシコ)、米サンフランシスコ国際空港、インディラ・ガンディー国際空港(インド)、トロント・ピアソン国際空港(カナダ)、米オーランド国際空港、米ニューアーク・リバティー空港、カンクン国際空港(メキシコ)、米デンバー国際空港、北京国際空港、米デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港が入っている。
一方、ほぼ全てのロシアの空港では、タクシー到着までの時間は世界的にみて平常値だ。
首都モスクワにあるブヌコヴォ国際空港では8.9分、ドモジェドヴォ国際空港は8.3分、シェレメチェヴォ国際空港は6.3分。ロシア西部のカザン国際空港は8.2分、南部のサマラ・クルモチ国際空港では6.3分。また、サンクトペテルブルクのプルコヴォ国際空港の状況はさらに良く、待ち時間は5.9分だ。
ロシアでタクシーの待ち時間が最も短いのは、ロシア中部エカテリンブルクのコルツォヴォ国際空港で5.6分。一方、ロシアで最も「遅い」空港は、同国南部のクラスノダール国際空港で、羽田空港より少し短い11分。
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