金委員長は1日朝、「新年の辞」の代わりに、4日間にわたって開かれた朝鮮労働党中央委員会総会の結果について発表した。
金委員長は総会で、米国が敵対政策を撤回するまで、北朝鮮は戦略兵器の開発を続けるとし、非核化に向けて行ってきた核開発や大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験の中止撤回を示唆した。
先に韓国の専門家らは、総会で議論されたテーマはすべて、事実上、「新年の辞」に盛り込まれる可能性のあるものであるため、総会結果についての発表は「新年の辞」に代わることができると指摘した。
通常、「新年の辞」は、北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」に掲載される。
2019年には、金委員長の「新年の辞」が1月1日朝に北朝鮮のテレビで放送された。