チョン・ギョンドゥ国防長官は北朝鮮の新戦略兵器に対する韓国の対抗について問われ、「我が国の軍関係者は現状を大変深刻に捉えている。(中略)何が起ころうと、あらゆる状況に対処する態勢が完全に整っている。自信をもってそう言える」と述べた。
国防長官はまた軍に対して、戦闘態勢を緩めず、北朝鮮の行動を注意深く監視するよう呼びかけた。
チョン・ギョンドゥ氏は、当該地域において戦略的優位を得るために他国も防衛能力を増強し続けていると指摘した。同氏は、ロシアも中国との協力を強化し、アジア太平洋地域における自国の軍事影響力を拡大しようとするだろうと語った。
1月1日早朝、金正恩氏は新年のメッセージの代わりに4日間に及ぶ北朝鮮労働党中央委員会総会の総括を発表した。その中で、北朝鮮は戦略兵器の開発を継続し、間もなく新兵器を発表すると述べ、また米国が何らかの措置をとらない間は核実験禁止を一方的に順守するつもりはないことも名言した。