現在オーストラリアでは火災が続き、煙がチリ沿岸部まで到達している中、多くの心ある人々が火災対策に力を尽くしている。その一例が24歳の農業関係者サム・マックローン氏で、命の危険をさらしてカンガルーの子どもを救おうとした。
マックローン氏は木の根元に隠れていたカンガルーを掴み、カンガルーの思わぬ抵抗にもかかわらず、林から救い出した。その後、母親の袋内にいるように落ち着かせようとカンガルーの子どもをタオルで包み、水を与えた。
カンガルーの子どもを救出したマックローン氏は「僕に子どもができた!赤ちゃん、心配しないで、きみを見放しはしない」と笑顔で語った。