この結果、イーロン・マスク氏が率いるテスラ社は、米国の自動車メーカーである「ゼネラルモーターズ」と「フォード」の2社を合わせたものより高額となった。2社の価格はそれぞれ500億ドル(約5兆4750億円)と370億ドル(約4兆518億円)。
テスラ社の価格が高騰したのははじめてではなく、同社の株価の高騰は年初から17%を超え、この3ヶ月間でテスラ社の価格は2倍以上の伸びとなった。こうした高騰の理由としては、第3四半期(1億4300万ドルの成果)に投資家にとって予想外の成果があり、第4四半期のテスラ社の電気自動車の販売と中国で生産されたモデル3のまとまった台数の販売がはじまったが、これが予想を上回る好成績となったことがある。
テスラ社は2019年に少なくとも36万台の電気自動車の供給を計画している。それによる記録的な価格にもかかわらず、同社の自動車販売は依然として、ゼネラルモーターズやフォードといった伝統的な自動車メーカーよりはるかに低い。この2社は昨年、米国内だけで約200万台を供給している。
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