米国はすでに韓国に対して、ホルムズ海峡という重要な貿易ルートがイランにより封鎖されるリスクを抑えるため、有志連合に加わることを呼び掛けている。
朝鮮日報によると、ソウルは今年初めに、ソマリア海賊対策として2009年に編成した青海(チョンヘ)部隊の役割を強化する可能性があるという。青海部隊は駆逐艦1隻、ヘリコプター1機、300人の人員から構成され、アデン湾に派遣されている。以来、民間船に対する21の海賊攻撃を阻止した。
このような決定はイランとの関係を複雑化しないために取られたもので、朝鮮日報によると、イランは韓国が当該地域にさらに部隊を派遣した場合の悪影響について警告したという。
韓国が輸入する石油の約7割がホルムズ海峡を経由して輸送される。その供給元はほとんどがイランである。