報道によれば、マリアブ県北西部で召集兵が利用する兵舎がミサイル攻撃を受けた。攻撃は弾道ミサイルによるものとみられている。
イスラム教シーア派の武装組織「フーシ派」(別名、アンサール・アッラー)は現時点において攻撃声明を出していない。
イエメンでは、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などが支援するハディ政権と、イランが支援するフーシ派との内戦が4年半以上にわたって続き、泥沼化している。
赤十字のイエメン支部によれば、この内戦により、300万人が難民となって国を逃れた。そのうち、およそ83%が女性や子供と見られている。
イエメンでは現在、10人に8人が最低限の食事を得られていない状態にある。また、飲み水を利用できない住民は国全体で1780万人に達している。
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