マルトフ代表によれば、ロシアのバルチック艦隊の艦船と日本がこうした演習を実施するのは今回がはじめてだという。
ロシア側からは演習に巡視船「ヤロスラフ賢公」とタンカー「イェリヤ」、海上タグボート「ビクトル・コネツキー」が参加する。日本側からは護衛艦「はるさめ」が参加。
20日、演習が行なわれる区域で、護衛艦「はるさめ」で隊員らによる代表者会議が開催され、その中で日程の詳細や情報交換の問題、安全について検討される予定。その後、ロシアと日本の艦船は共同通信操作やシグナル交換、深夜の時間帯を含めた戦術的機動作戦を実施する。
演習の山場は1月21日が予定される。アラビア海域の一部でロシアと日本の艦船は、深夜の行動や臨検、海賊に拘束された船舶の条件付き開放といったものを含め、通信や操縦に関するエピソードを実施する。