4日、ハワイのマウナ・ロア火山の斜面に位置する疑似火星基地「HI-SEAS(ハワイ宇宙探査シュミレーション)」に女性研究チームが入り、ミッション「Sensoria I」が開始された。
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このミッションで、「女性宇宙飛行士」らは「火星人」の遺伝子を採取し遺伝子配列の決定を行ったり、食品を発酵させたり、新技術の研究、新しい非言語コミュニケーションの開発に取り組んだ。
The crew made it back from #EVA7 safe and sound and WOW the photos. They were able to explore the Sarlacc Pitt lava tube system and collect samples. A successful morning! The crewcame back hungry for a warm and tasty @Meals4Mars post-eva lunch. #SENSORIA2020 #Sol13 pic.twitter.com/LoDkVwrKYZ
— SENSORIA (@SENSORIA_6) January 17, 2020
2週間後の18日、研究チームは基地から姿を現し、ミッション完了を報告した。
Sensoria Iは、HI-SEASにおける初の女性のみのミッション。このミッションの指揮官で、バイオエンジニアのヘイスティング氏は、Sensoria IをSensoriaプロジェクトの一環と定めている。このプロジェクトの目的は、女性中心で宇宙分野の専門的な開発、研究と訓練を行うこと。同氏は、Space.comの取材に対し、今後のミッションは男性研究者の参加も歓迎するが、女性が宇宙探査の中心でいるべきだと語った。
同プロジェクトは、このような疑似ミッションに女性を参加・支援することに加え、教育プログラムやコラボレーションを通じて若い女性を参加・育成することも目指している。
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