1995年にはじまったこのインデックスは、国家部門の汚職について、専門家と企業家の調査をもとに作成されている。世界180国の収賄レベルの研究結果では、そのうちの3分の2以上が2019年に50ポイント未満(平均43ポイント)を集めたことが示された。
米国は69ポイントとなり、ランキング史上で自国最悪の記録である2018年の71ポイント、2011年(古い基準による7.1ポイント)、2010年(7.1ポイント)を上回る結果となった。
報告書では、「G7」の国々の汚職の平均レベルが昨年との比較で上回る結果となった。
カナダは2019年に2018年より4ポイント低くなり77ポイントでランキング12位となった。フランスは3ポイント下がり69ポイントで23位、英国もまた3ポイント下がり77ポイントでランキング12位だった。
ドイツ(80)と日本(73)ではレベルは変らず、イタリア(53)は下がった。
昨年同様、ロシアは100分の28ポイントで順位を1つ上げ、180カ国中137位だった。