2019年の訪日外国人旅行消費額(速報)は、4兆8119円となり、7年連続で過去最高額を更新した。
旅行消費額の国別調査では、中国の額が突出しており、その割合は全体の36.8%に達している。2位以下ではアジア各国の旅行者の消費が多いのが特徴といえる。上位3カ国の結果は以下の通り。
1.中国17,718億円(36.8%)、2.台湾5,506億円(11.4%)、3.韓国4,209億円(8.7%)
ロシアは218億円(0.5%)だった。
また、外国人旅行者1人あたりの支出平均は約15万8千円で、前年同期比で3.5%の増加となっている。上位3カ国は以下のとおり。
1.オーストラリア24万9128円、2.英国24万1530円、3.フランス23万7648円
ロシアは18万3294円だった。
また、一般客1人あたりの費用別の旅行支出は、買い物代5万3千円がもっとも多く、続いて宿泊費4万7千円、飲食代3万5千円という結果だった。
今年は東京五輪も開催されることから、さらに多くの外国人観光客の増加が予想される。ぜひ、日本の文化や伝統について多くを感じ取ってもらいたい。
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