実験時に研究者らは、マウスの1グループにたんぱく質と脂質の高摂取ダイエット食を与え、別のグループには通常のたんぱく質レベルと脂質の高摂取のダイエット食を与えた。
その結果、より多くのたんぱく質を摂取したマウスでは、他のグループと比べ、プラークの発生が30%高くなった。その際、たんぱく質ダイエットを行なったマウスは、他と比べ、太ることはなかった。
これは、たんぱく質ダイエットの際に血管内にプラークの数が増大することを明らかにした初の研究ではないが、今回、研究者らは、こうした結果が生じるプロセスのメカニズムを解明することに成功した。