厚生労働省は、旅行で日本を訪れた中国・武漢在住の40代の男性に感染が確認されたことを発表した。
男性は今月22日に来日して翌日に発熱、24日には関節痛が得たため愛知県内の医療機関を受診したところ肺炎の兆候が見られ、入院した。26日に国立感染症研究所の検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認された。
日本国内ではこれまで、武漢に渡航していた神奈川県在住の中国人男性(30代)、武漢在住で観光で東京を訪れた40代の男性と30代の女性が感染していることが確認され、これで4人目となった。
中国の新型コロナウイルス
中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。
WHO(世界保健機関)が新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開しています。
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 24, 2020
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中国国外で感染が確認されているのは香港、マカオ、台湾、タイ、日本、韓国、米国、カナダ、ベトナム、シンガポール、ネパール、フランス、オーストラリア、マレーシア。ロシアでは感染者はいない。
最新の公式情報によると、中国だけで感染者は1975人に達し、そのうち56人が死亡している。