武漢からの帰国者に体調不良の人が複数=厚労省

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新型コロナウイルスの感染が拡大する中国湖北省武漢から帰国を希望する日本人を乗せた最初のチャーター機が29日朝、羽田空港に到着した。日本の厚生労働省によれば、帰国した人たちの中には体調不良を訴える人が数人いる模様。NHKが報じた。

日本の外務省はこれまでにおよそ650人が帰国を希望していることを確認している。そこで政府はチャーター機を手配して、希望者全員を順次、帰国させる方針を打ち出した。

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日本人を乗せた最初のチャーター機が29日の8時40分すぎに羽田空港に着陸した。

この便には現地から206人が乗って帰国した。厚生労働省によれば、202人のうち5人が体調不良を訴えている。発熱やせきなどの症状があり、病院に搬送されました。


中国の新型コロナウイルス

新型コロナウイルスによる感染が拡大する中国では肺炎による死者が132人に達し、感染者数は5974人にまで膨れ上がった。そのうち、感染が最初に確認された武漢市の死者は125人、感染者数は3554人。

中国国家衛生健康委員会の钟南山専門委員長は、中国におけるコロナウイルスのピークはおよそ7~10日後にやってくるが、大幅に発症が増えることはないとの見解を示した。

NHKが28日に報じた情報によると、中国本土以外では17の国と地域で感染が確認されている。中国本土に次いで多いのがタイ。タイでは14人の感染が確認されている。

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