2019年8月、ラポイント選手はハンガリーでのカヌースプリント世界選手権開幕前に実施されたドーピングテストで陽性反応が出たため失格となった。
ドーピング検査で、同選手の血液から筋肉増量に効果がある禁止薬物リガンドロールが検出された。このため、捜査期間中ラポイント選手は全ての大会への出場が禁止された。
ラポイント選手は、元ボーイフレンドとの「大量の体液交換」の後に禁止薬物が自分の体内に移ったとし、自身はその薬を飲んでいないと断言していた。
Global News: Sex, Not Banned Drugs! Canoeist Laurence Vincent-Lapointe Cleared of Charges by Anti-Doping Panel, Will Participate in Tokyo Olympics 2020 https://t.co/kSakHw2v8i
— Planet Canoe (@PlanetCanoe) January 29, 2020
そこで、ラポイント選手と性交した男性の髪が検査に回された。すると、その髪からリガンドロールが検出された。またその男性は、治療のため実際にその薬を飲んでいると発言した。このため、ラポイント選手の無罪が確定し、2020年の東京五輪への参加が認められた。