この指標は、各国が大規模な感染症の発生に対処するための適切な手段を備えているかどうかに焦点を当てて分析したもので、スコアは0~100で評価され、100が最も高い準備レベルを示している。この指標によると、米国が83.5点で最も高く第1位、2位は英国で77.9点、日本は21位で59.8点、中国は51位で48.2点、ロシアは63位で44.3点。
また、フォーブス誌によると、アフリカは、大規模なアウトブレイクへの対処に脆弱であるという。2014年のエボラ出血熱の大流行は西アフリカの一部を襲い、1万人以上の死者を出した。少なくともこれまでのところ、アフリカのどの国も新型コロナウイルスの感染者を確認していない。それにもかかわらず、この大陸は依然として非常に脆弱であり、赤道ギニア(16.2)とソマリア(16.6)は最低のスコアを記録している。
北朝鮮(17.5)も感染症対策の準備が不足している国の1つで、193位にランクインした。
中国の新型コロナウイルス
中国は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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中国のほか、韓国、日本、タイでも感染者が確認されている。中国当局は、新型コロナウイルスが人から人へ感染することを確認した。
WHO(世界保健機関)が新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開しています。
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 24, 2020
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