2019年11月、建設作業員が基礎の下に敷く配管用の溝を掘削した際、偶然にも17世紀の財宝を発見した。作業員が見つけたのは、コヴェントリー伯爵家の紋章が入ったガラス製のワインボトル7本。専門家の鑑定は、この金粉で覆われた高さ20センチのワインボトルは、イングランド王チャールズ2世(1660~1685年)の時代に作られたもの。
このボトルは、第2代バッキンガム公ジョージ・ヴィリアーズと第2代コヴェントリー伯爵のために製作されたと見られている。両者は当時、ウスターシャー州の領地に住んでいた。
TREASURE; Discovery made in Worcestershire..#Treasure #EarlOfCoventry #History #news https://t.co/LyxpqtaUYG
— RICHARD GRIMES (@Grimesygrimes) January 30, 2020
競売人のアラン・ブレイクマン氏によると、1600年代末、自分の紋章入りの金のワインボトルを製作することができたのは非常に裕福な人間だけに限られていた。また、ジョージ・ヴィリアーズはガラス製品に興味を持ち、3軒のガラス工場を所有していたことが知られている。
このワインボトルは2月2日に競売にかけられる。