「痴漢は犯罪」 被害者を守り、どうなくしていくか あるユーザーの発信

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満員電車の中で痴漢の被害にあい、不愉快な思いや恐怖を感じた女性は多い。大きな声で「やめてください!」「この人痴漢です」と周囲に被害を訴えたりするなど、その対処法を目にすることがあるが、現実に被害者となったり、また、被害を目の当たりにした際に、こうした行動を取るのは非常に勇気が必要だ。

痴漢被害の多くは女性であり、その中でも10歳代から20歳代の割合がもっとも高い。

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警視庁が発表(2018年12月)した東京都内での性犯罪の発生状況によれば、迷惑防止条例違反の半数以上は電車内(51.3%)で発生している。続いて、駅構内(20%)、店舗内(11.5%)と続いた。

また、年齢別の調査では、20歳代が42.6%と圧倒的に多く、続いて10歳代28.3%、30歳代11.%の順だった。

こうした中、ツイッターユーザー@ keizi666の痴漢に関するガイドが注目を集めている。同氏は自身が痴漢を発見したり、辞めさせたりした経験から、その対応についてアドバイスを発信している。

痴漢を発見した時は、例えば次のように行動することを推奨している。

●現場で写真または動画を密かに撮影し、必ず顔が写るようにする、●複数の男性と一緒に行動する、●再発を防止するため、警察に連絡する、など。

大切なことは、痴漢は犯罪であり、被害者を傷つけるだけでなく、痴漢を行なった本人の家族や仲間をも傷つけるものだということを知らせていく、社会的な取り組みが重要だ。もちろん、痴漢が行なわれる環境を作らないための社会の努力も必要となる。

ツイッターユーザー@ keizi666の発信をきっかけに、痴漢から被害者を守るさまざまな取り組みが広がることを期待したい。

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