上記テレビ放送は、中国東方航空で勤務する韓国女性CAの話を伝えた。そのうち一人は、昨年12月あるいは今年1月から湖北省への路線やその他中国国内線に韓国人CAが配置されることが多くなったと語った。それ以前、韓国人CAは主に中国⁻韓国間の国際線に配置されていた。この路線は韓国人乗客が多く、CAと朝鮮語でコミュニケーションをとる機会を考えると当然の理由であった。外国人CAを国内線に配置することは異例。これはちょうどコロナウイルス蔓延と一致している。多くの場合においてこれら国内線には感染状況が特にひどい都市が含まれており、様々な憶測を呼んでいる。
中国東方航空で働くもう一人の韓国人CAもこれを認め、中国人CAは様々な理由をつけてコロナウイルス感染者が多い湖北省、広州、四川省などへの路線勤務を避けていると語った。
中国東方航空の韓国オフィスはJTBCテレビへのコメントを避け、CA配置は中国本社が行っていると答えた。
この報道は韓国ネットユーザーの間で波紋を広げ、韓国女性を「盾」として使う中国の航空会社が非難されている。またその延長で、中国に大量のマスクや呼吸器を送ることを決定した韓国政府の対応にも批判の声が高まっている。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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