研究者グループの主任職員である西道啓博氏は、「私たちは非常に巨大なデータベースを創作した。このデータの作成にはスーパーコンピューターが使用され、3年の歳月が費やされた。現在、データベースは数秒のうちにノートパソコンで再現することができる」と語った。
今日、宇宙の大部分は暗黒物質からなり、それは見ること、研究することができないと考えられている。だが、それを直接的な存在と証明することはいまのところ不可能とされる。日本の研究者らは、ダークエミュレーターの利用で得られた情報により、このことが可能となると期待している。