同社は自社の行動を詳細な報告書で説明した。ネットフリックスは2019年の環境社会管理に関する報告で、「私たちはクリエイターに世界中の聴衆を網羅する可能性について提案している」と説明した。
「時に私たちは、いくつかの国の政府の要求から定められた名称やエピソードのタイトルを取り除くことが必要となった」。同社は、当局の規制から削除となった情報を毎年公開することを計画していると、米国『バラエティ』誌が報じた。
報道によると、2005年にニュージーランドでは、サンフランシスコの有名な橋「ゴールデン・ゲート」での自殺未遂に関するドキュメンタリー映画『ブリッジ』の放映が禁止された。ドイツでは2017年にホラー映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が禁止された。2019年にはシンガポールでマーティン・スコセッシ監督の『最後の誘惑』が禁止され、また、2020年にはコメディー『The Last Hangover』が禁止されている。ベトナムでは、スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』を観ることができず、また、サウジアラビアではコメディー『ハサン・ミンハジ: 愛国者として物申す』が禁止された。
以前、ロシアのフィギュアスケーターのエフゲニア・メドベージェワ選手は、フィギュアスケート界を描いたネットフリックスの作品のリリース後に持ち上がったスケート選手の酒好きについてコメントしている。