同医師によれば、脊椎側彎症をさけるためには、オフィス勤務で守るべきルール、名付けて「90の法則」があるという。
これはつまり、座る必要がある場合、背中とおしりの角度を90度に保ってまっすぐに座るというもの。こうした法則を足にも応用させ、膝を90度に曲げる必要がある。その場合、足の裏は床に対し平行にしておくことが重要。
カブィチキン医師は、「足を組んで座る」ことは、脊椎と関節に悪影響であるばかりか、血流を遅くさせ、静脈を圧迫し、静脈瘤のリスクを高めるおそれがあるため、やってはいけないと強調する。
カブィチキン医師は、みなさんがオフィスで働く際には、1時間または2時間に1度、少しでもその場から立ち上がるようにし、そのことで背骨と筋の緊張に起因する問題を避けることができると強調した。