「私たちは、ファーウェイが世界中でサービスを提供し、販売しているシステムで、デリケートな個人情報へ秘密にアクセスしているという証拠をつかんでいる。
米国の諜報機関の情報によれば、ファーウェイ社はこうしたアクセスをすでに10年以上行なっている。また、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙によれば、同社は、法遵守の目的から、権力機構のネットへのアクセス履歴を残す義務を負っている。こうした行為は各国の法制によって規制がされている。この場合、設備メーカー自身はネットのオペレーターの合意なしにデータへアクセスすることは不可能となる。
ファーウェイ社の代表は、米国政府の批判を否定した。同代表は、「データアクセスの法的手続きは厳しく規制されている。ファーウェイの誰一人として、オペレーターの明確な合意なしにネットへのアクセス権を有していない」と強調。また、同代表によれば、オペレーターの許可なしにアクセスすることは不可能で、それが行なわれた場合、ただちに発見されることとなるという。
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