この豆腐は、埼玉県にある会社「ヤマキ醸造」がバレンタインデーに向けて特別に作ったものだ。豆腐は2種類あり、ひとつはビーツ味、もう一つはベルギーチョコレート味。ヤマキ醸造は「守る自然・残す自然」というスローガンのもと、素材にこだわった食品を製造している。
スプートニクの街頭調査に答えてくれ、この風変わりな豆腐を試食してみた人々の最初のリアクションは驚きだった。男性の意見は色々だったが、こういうプレゼントがふさわしくないと答えた人はいなかった。中には、バレンタインに豆腐をもらうというサプライズは、とても嬉しいだろうという人もいた。
若いカップルの男性は「嬉しいですよ。チェコレートでいいですけれど、でも、こんなプレゼントが来たらやっぱり面白い人だなというふうに思います」とコメントした。
多くの人は、豆腐が良いプレゼントだと考えているが、恋人ではなくて友達用だという意見が大半だった。
ある女性は「友達ぐらいの関係の人にあげるのはいいんじゃないかなと思います。好きな人にはあげるものではないと思います。友達用な感じがします。これだけだと、プレゼントとして足りないと思います」 と話した。しかし、豆腐以外に別のプレゼントもあれば、それはかなり良いという意見に皆が賛同した。
また、こういった風変わりな豆腐を使って、何か美味しいものを好きな人に作ってあげるという考えの人もいた。
ある若い女性は「普通にチョコをあげるかな、どうだろう(笑)もしかして、ただ豆腐をあげるより、豆腐を使って大事な人のために何かを作ったらいいかなと思います」とコメントした。
街頭調査に協力してくれた人は、ビーツ味の豆腐の味は普通の豆腐の味と同じだと話した。ある女性ユーチューバーは、「ビーツは感じない。でも美味しい豆腐の味がします。チョコ味の豆腐の方がスイーツの感じです。ビーツ味の方はおみそ汁に入れても大丈夫で、チョコ味の方はダメですね(笑)」と話している。
また、この2種類だけでなく他の味があればいいのにという意見も聞かれた。特に、ビーツは日本ではそんなに好まれているというわけではない。「ビーツはあまり日本では食べないですね。(バレンタインの雰囲気に合うピンクっぽい色にするため、)イチゴ味にした方がいいのではないかな。もっと色んな味があったらいいかもしれないですね。」
総じて、調査の結果では、チョコレートムースに味が似ているチョコレート味の豆腐の方が人気だった。おそらく、チョコレートから離れるということは、そう簡単ではないのだろう。しかしもしかすると時とともに、こういう一風変わった、体にやさしい「チョコの代用品」が本当のトレンドになるかもしれない。あなたは豆腐のプレゼント、どう思いますか?