15日、国際バイアスロン連合は、エフゲニー・ウストイウゴフ選手がアンチドーピング規定に違反したことを認め、2013年8月27日から2013/2014シーズンの終わりまでの同氏の記録を無効とした。
この中には、リレーチームの一員として出場した五輪の金メダルの剥奪も含まれる。ウストイウゴフ選手には、資格剥奪への意義申し立て期間として2月13日から21日間が設けられる。
今後、全体的なチーム順位ではノルウェーが1位を占めることとなる。同チームは金メダル11、銀メダル5、銅メダル11を得ていた。金メダル10、銀メダル9、銅メダル9を獲得していたロシアチームは、順位を3つ落とすこととなり、カナダ(金10、銀10、銅5)を下回ることとなった。
ロシアスポーツ界のドーピングスキャンダルの歴史
2015年11月にWADAは、2014年に自国開催となったソチオリンピックを含めた数々の反ドーピング規定違反でロシアを告発、モスクワ反ドーピング研究所の運営を停止したのをはじめ、 WADAの基準に対するロシア反ドーピング機関(RUSADA)の不遵守を確認した。
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