米国が中国への航空機用エンジンの供給を禁止へ=WSJ誌

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米国トランプ政権は、米国「ゼネラル・エレクトリック」社とフランス「サフラン」社が生産する中国の新型旅客機用の航空機エンジンの同国への供給を中止する検討を行なっている。

情報筋を引用したウォール・ストリート・ジャーナル誌(WSJ)の報道によれば、この措置は、米国の大手技術メーカーに「深刻な結果」を引き起こし、また、米国と中国間の貿易紛争をエスカレートさせるおそれがある。

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この問題は20日に検討される予定だという。

WSJによれば、米国「CFMインターナショナル」社(米国「ゼネラル・エレクトリック」社とフランス「サフラン」社の合弁会社)が生産するLEAP-1Cエンジンは、中国の「中国商用飛機」社の生産する新しい旅客機C919の開発で使用される。

WSJによれば、米国政府の代表者らは、中国側は同様のエンジンを製造するためにCFMのエンジンを使用する可能性があり、そのことで米国の利益に相対することなく、世界市場にリリースすることが可能となることを危惧している。

交渉過程に詳しいWSJの情報筋によれば、ゼネラル・エレクトリック社自体は米国政府の決定に反発しているという。同社は、エンジンの製造法の変更はトランプ政権が思う以上にはるかに困難であると考えている。

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