ニューラルネットワークが映画『マトリックス』を書き換え 天才ハッカー・ネオがもし別の薬を選んでいたら?

© 写真 : Warner Bros. Pictures Co.ニューラルネットワークが映画『マトリックス』を書き換え 天才ハッカー・ネオがもし別の薬を選んでいたら?
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映画『マトリックス』のファンたちは、この映画に登場する天才ハッカー・ネオが、もし別の薬を選んでいたらどうなっていたのかをこれ以上想像する必要がなくなった。あるブロガーが、ニューラルネットワークを使用して『マトリックス』の代替バージョンを作成した。

ブロガーのCtrl Shift Faceさんは、YouTubeチャンネルに、『マトリックス』の最初の部分の代替バージョンの動画を公開した。

Ctrl Shift Faceさんは、自身の作品の中で、人工知能にもとづく人物画像合成の技術DeepFakeを使って、人気俳優の顔と有名映画の登場人物の顔を合成している。最も印象的な作品の一つは、シルベスター・スタローンが映画『ホーム・アローン』の登場人物になった動画だ。

今回の作品でCtrl Shift Faceさんは、映画『マトリックス』における天才ハッカー・ネオの選択を変更した。ネオは赤の薬ではなく、青の薬を選んだ。Gizmodoが伝えた

Ctrl Shift Faceさんは、コメディー映画『リストラ・マン』から場面を抜き出した。ネオとエージェント・スミスは、オリジナルの登場人物に引けを取らないほど映画に上手く溶け込んだ。

Ctrl Shift Faceさんは、自身の作品をできる限りハリウッドの大ヒット作品に近づけようとし、吹き替えをアーティストのアレン・ジョーンズ氏に依頼、ジョーンズ氏が、キアヌ・リーブスの話し方でロン・リビングストンが演じた役の吹き替えをした。 

視聴者は、代替版『マトリックス』に歓喜した。『マトリックス』のファンたちは、過去の作品をもう一度観たくなるかもしれない。そして、2021年5月に予定されている本物の『マトリックス』シリーズの新作を喜んで観ることだろう。

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