今年1月5日から2月8日まで探査の旅に出た調査団によると、今回、ヒゲペンギンの主な生息地エレファント島で約5万3千組のヒゲペンギンのつがいが観察された。これは、1970年代に行なった調査に比べて約60%も少ない数だ。地球温暖化によって南極周辺の氷床の融解が進み、ヒゲペンギンの主食であるオキアミが減ったためだという。気候変動は食物連鎖の基本的な構成要素に大きな影響をおよぼしている。
世界気象機関は先週、南極の研究基地周辺で最高気温-18.3度を記録したと発表した。
自然保護団体のグリーンピースは国連に対し、2030年までに世界の海洋の約30%を保護区とすることを約束するよう呼びかけている。
© REUTERS / Ueslei Marcelinoヒゲペンギンの群れ、ルメール海峡近くに浮かぶ氷山の上を歩く
ヒゲペンギンの群れ、ルメール海峡近くに浮かぶ氷山の上を歩く
© REUTERS / Ueslei Marcelino ジェンツーペンギンのコロニー 南極・スノー島にて
ジェンツーペンギンのコロニー 南極・スノー島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelino エスペランサ号とその乗組員 ルメール海峡近くにて
エスペランサ号とその乗組員 ルメール海峡近くにて
© REUTERS / Ueslei Marcelino 保存生物学者のスティーブ・フォレスト氏 ヒゲペンギンの数を数える アンヴァース島にて
保存生物学者のスティーブ・フォレスト氏 ヒゲペンギンの数を数える アンヴァース島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelino ジェンツーペンギンの群れ アンヴァース島にて
ジェンツーペンギンの群れ アンヴァース島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelinoヒゲペンギンのコロニー トゥー・ハンモック島にある山を歩く
ヒゲペンギンのコロニー トゥー・ハンモック島にある山を歩く
© REUTERS / Ueslei Marcelinoごみを回収する学者マイケル・ウェシントン氏 スノー島にて
ごみを回収する学者マイケル・ウェシントン氏 スノー島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelino泳ぐヒゲペンギン トゥー・ハンモック島にて
泳ぐヒゲペンギン トゥー・ハンモック島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelino流氷の間を泳ぐアザラシ アンヴァース島にて
流氷の間を泳ぐアザラシ アンヴァース島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelino ペンギンの数を数える保存生物学者スティーブ・フォレスト氏 アンヴァース島にて
ペンギンの数を数える保存生物学者スティーブ・フォレスト氏 アンヴァース島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelino ごみを回収する学者マイケル・ウェシントン氏 スノー島にて
ごみを回収する学者マイケル・ウェシントン氏 スノー島にて
© REUTERS / Ueslei Marcelino 山沿いを行進するヒゲペンギンのコロニー トゥー・ハンモック島にて
山沿いを行進するヒゲペンギンのコロニー トゥー・ハンモック島にて