同テレビによると、新型コロナウイルスCOVID-2019の感染者には、クミ市のサムスン電子の工場に勤務する28歳の女性作業員が含まれている。同工場は基本的にスマートフォンの生産と開発を行っている。女性はおそらく恋人から感染したと考えられる。この男性は2月9日と16日に「新天地イエス教」の教会へ礼拝に訪れている。
この間、政府はテグ広域市とキョンサン北道を特別免疫学的管理地域として指定することを決定した。
現在、新型コロナウイルスの感染231症例が新天地イエス教に関連している。感染の連鎖はクミ市にある新天地イエス教教会の信者である61歳の女性からはじまった。彼女は中国を訪れたことがないことから、新型コロナウイルスの検査を受けることを拒んでいた。すでに感染しているにも関わらず、彼女は礼拝に出向いていた。彼女と接触があった信者数はおよそ千人にのぼる。韓国政府はすでに同教団信者9336人に自宅での検疫期間を指示したが、そのうち544人は新型ウイルスの症状が現われている。
「新天地イエス教」とは
宗教会派「新天地イエス教」の名の由来は、文字通り、「新しい天と大地」からなり、教祖であるイ・マンヒ氏によって1984年に創設された。信者らは、教祖は地上に再来したイエス・キリストの権化であると信じている。信者数は世界中に約20万人とされる。
生産の損害
新型コロナウイルスにより韓国の工場が損害を受けるのは今回がはじめてではない。この間、現代自動車は中国からの部品の供給不足から再度、韓国工場を停止している。
どうやって自分を守る?
WHO(世界保健機関)が新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開しています。
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 24, 2020
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