リギーニさんは2013年まで「バリエフ」の姓でロシア代表選手だった。その後イタリアに渡りイワン・リギーニの名でイタリア代表となった。国内選手権で4度優勝し、2017年に競技を引退。引退後はアイスショーに参加している。
リギーニさんは、フィギュアスケートはその人気にも関わらず絶望的であり、その絶望感は商業スポンサーがいないことにあると考えている。
「日本のスポンサーがいて、フィギュアスケート界全体の生活がそれで成り立っている。そのため日本選手は収入を得ているが、欧州は非常に厳しい状況」とリギーニさんは嘆く。
リギーニ氏はまた、広告があれば試合は質的に変わるだろう、選手はより多くの賞金を得るようになるだろう、と語る。
「スポンサー探しをすることは可能だが、無名な選手にはスポンサーは興味がない」とも語った。
またリギーニ氏は、連盟から資金援助がない場合、またスポンサーがいない場合、選手にとってフィギュアスケートは大変お金がかかる活動だという。
「とても大きな金額。多くのお金がかかるとどの選手でも言うだろう。靴だけで1000ドルはする。それに加えて衣装。少なくともこれでまとまった金額が必要」
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