スマホは時々拭くべき! 新型コロナ スマホ画面で最長4日間生存

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新型コロナウイルス(COVID-19)はスマートフォンの表面ガラスに付着した場合、96時間生存する。このため、スマホが感染源になる恐れがある。米ニュースサイト「クオーツ」が報じた。

報道によると、新型コロナウイルスは、その感染者と接触した場合のみ、感染が拡大するのではない。米テネシー大学の免疫学者、ルドラ・チャンナッパナヴァー氏は、このウイルスはくしゃみや咳で体内から出されても、宿主なしで数日間生き延びることができると警告している。

2002~2003年に流行したSARS(重傷急性呼吸症候群)の際は、ウイルスがプラスチックや金属表面で最長72時間、ガラスだと96時間生存できたとのデータが数多く集まった。チャンナッパナヴァー氏は、今回の新型コロナウイルスにも同じ特性があると考えている。

© Sputnik / Savitskaya Kristina新型コロナウイルスについての情報の正誤
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新型コロナウイルスについての情報の正誤

つまり、スマートフォンの画面に付着した新型コロナウイルスは室温で4日間活動し続ける。その期間、このウイルスがそのスマホの持ち主の指に付着し、そこから持ち主の口や鼻、目に入り込む。チャンナッパナヴァー氏は、人々はスマホを1日に数百回から数千回手に取り、また通話の際には顔にくっつけるため、新型コロナウイルスへの感染リスクは極めて高くなると指摘している。

同専門家は、スマートフォンを感染源としないためには、石鹸水やアルコールで少し湿らせたマイクロフィーバーで時々拭いて消毒すれば十分だとアドバイスしている。

​これに対して、ドイツの研究者らの見方はより悲観的だ。この研究者らの見解では、様々な種類のコロナウイルスが宿主なしに生存できる期間は、最長で9日間。ちなみに、麻疹ウイルスは人体の外では2時間しか生存できない。


スプートニクは新型コロナウイルスに関するその他の疑問と回答について別記事でご紹介している。こちらの記事およびこちらの記事をお読み下さい。

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