「もし武漢と同じペースで感染が拡大しているとするならば、わずか数人の感染者が行く先々で流行を発生させ、約1ヶ月後には各地で約1000人の感染者が出る恐れがある。」
コーリング氏は、中国国外での感染がきっかけとなった時期について「中国で感染した人たちは、おそらく1月初旬から中旬に中国を出国したと思われる」と言及した。
コーリング氏の予測は悲劇的だ。「感染者が入国した翌月以降、もし国内でも感染が武漢と同じような速度で広がり、さらに効果的な対策が取られなければ、感染者は1万人に上る恐れがある。またすでに翌月には死者も出始め、その月の終わりまでに死者は20~30人に達する。」
さらにコーリング氏は「検査体制が整ってない国では、病院での肺炎患者数が急増し、それによる死亡が確認されるまで、流行が起きていることに気がつかないだろう」と述べている。
中国の新型コロナウイルス
当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。
最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。
WHO(世界保健機関)が新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開しています。
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— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 24, 2020
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