コロナウイルスはイランほぼ全土に影響を与えている。最も多いのがテヘラン(1705人)、続いてゴム州(685人)、マザンダラン州(620人)、ギーラーン州(496人)、イスファハン(564人)。
イラン政府は、「新年」(ノウルーズ)が終わるまで教育施設の授業を中止するなどウイルス蔓延を制限する措置を講じた。イランの新年は3月20日に始まり、その後は新年休暇となる。
依然として自宅滞在が推奨され、不要な外出や遠出は避けるように勧告されている。ノウルーズに向け、またその間は国内移動が増えるためだ。そのほか文化・スポーツイベントが中止された。
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— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) January 24, 2020
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イランではまた、コロナウイルスの疑いがある場合の移動は制限されている。感染兆候が認められた場合は、滞在地で14日間の検疫となる。移動制限は宗教儀式も対象になっている。金曜日の礼拝は中止となり、シーア派寺院訪問は規制されている。