2月に陪審員らは、リアリティー番組「プロジェクト・ランウェイ」のチームで働いていたアシスタントのミリアム・ハーレイ氏へのオーラルセックスの強制と、また、スタイリストのジェシカ・マン氏へのレイプの罪でワインスタイン氏の有罪を認めた。
その際、ワインスタイン氏に対しては、他の3つの訴訟で無罪が認められたが、その事件では同氏に終身刑が言い渡される可能性があった。
ハリウッドの一大スキャンダルは、10人の女性に対するハラスメントでワインスタインが非難されたことで大きく燃え広がった。被害にあった女性の中には有名女優のアンジェリーナ・ジョリー氏やユマ・サーマン氏、アシュレイ・ジャッド氏が含まれた。非難が広がる中、ワインスタインは所属企業から免職となり、また、ニューヨーク当局が彼に対する調査を開始した。ワインスタインは自身に対する疑惑を否定した。
ワインスタインに対するキャンペーンはセクハラの告発運動「#MeToo」のベースを形成した。