同社HPによると「新型コロナウイルス抗体検査試薬キット」は少量の血清・血漿・全血を専用のテストストリップに添加した後に検体希釈液を滴下することにより15分で新型コロナウイルス感染の有無を目視で簡単に判定できる。また特殊な装置や専門知識も必要がないため、PCR法の遺伝子検査と比べて時間、コスト、作業スペースの削減など検査の大幅な効率化が期待できるという。
またPCR法に対し、本キットはサンプル採取方法や採取部位による偽陽性がでにくいこと、さらに検体採取時に懸念される検査作業者への二次感染リスクも軽減できるのが特長。
販売先は衛生研究所や臨床検査会社などの研究・検査機関で、感染の初期段階用「IgM」と、感染進行後用「IgG」の2種類がある。併用するとさらに高精度の検査が可能。いずれも10検体分入りで、価格はそれぞれ2万5000円(税抜き)。
© Sputnik / Savitskaya Kristina新型コロナウイルスについての情報の正誤
新型コロナウイルスについての情報の正誤
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