英登山家 180メートル下に滑落したものの雪だまりで生還

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英国人男性が同国北西部の湖水地方の山を登山中に、180メートル滑落した。しかし、幸運にも落ちた先が雪だまりだったため、男性は無事に生還することができた。

英タイムズ紙によると、リチャード・ティプレディさん(53)は5日、友人と一緒に湖水地方のとある山の山頂を目指していた。そして登山中にリチャードさんは滑落、雪崩によって形成された雪だまりに落下した。崖の端まで約6メートルしかなかった。

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もしリチャードさんが運よく雪だまりに落ちていなければ、そのまま滑り落ちていたことだろう。

リチャードさんは滑落した際に、首と肘を骨折、さらに腓骨も何か所か折った。しかしリチャードさんは救助隊に連絡を取ることができた。1時間後、救助隊はリチャードさんを発見した。救助隊は、特にリチャードさんの頭の深い切り傷を見たとき、まるで彼がピューマに襲われたかのように見えたと当時の状況を振り返った。

リチャードさんは病院に搬送され、頭を60針以上縫った。入院していたリチャードさんは、11日に退院した。

リチャードさんは大けがを負ったにもかかわらず、回復したら再び山頂を目指すという。

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