ISU世界選手権は来週3月16日から22日までカナダのモントリオールで開催されるはずだった。ケベック州政府はコロナウイルスのパンデミックを理由に日本時間12日早朝、最終的な中止を決定した。
見どころは男子は日本の羽生VS米国のチェン、女子はロシアのスーパートリオと日本の紀平との対決で、強豪ぞろいの大会は見どころ満載になるはずだった。シーズンを飾る最後の晴れ舞台。この日をめざして秋から調整を行ってきた選手たちはさぞや残念だったに違いない。中止宣言から2日が経過した今、どんなふうに過ごしているのだろうか。
コストルナヤはインスタグラムにメッセージを発表。「ウイルスのために私たちはモントリオールで自分たちのプログラムがお見せできなくなりました。でも、がっかりなんてしていません。トレーニングを続けています」と書いている。さすがだ。
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活動一時停止宣言をし、選手権への出場は見送ったザギトワも、コストルナヤと同じ障害物競走に似たトレーニング風景をインスタグラムで紹介した。ぴょんぴょんと様々な物の上を跳んでいく姿は子どもらしい。
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「ロシアのロケット娘」の異名を持つアレクサンドラ・トルソワ、愛称サーシャも相変わらず元気で愛くるしい。世界選手権が中止となると、サーシャはインスタグラムにフリープログラムの練習風景の動画をアップした。フリップ、サルコー、ルッツ、トゥループの4回転ジャンプを軽々と跳び、4回転トゥループからオイラー、トリプルサルコーのコンビネーションを美しく決めている。
大会は出らなかったけど、こんなに上手になるまで練習していたんだから、ということだろう。本人は動画に「残念! きっとおもしろかっただろうになぁ」とコメントしている。
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