スペイン市民、不要の外出は禁止 コロナウイルス

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スペイン政府は新型コロナウイルス感染拡大リスクから国内移動を制限した。検疫期間は15日となる。ペドロ・サンチェス首相が発表した。

政府は外出も制限し、自宅から出る場合は仕事あるいは食料、食品、薬、生活必需品の買い物のみ許可される。また高齢者介護、子どもや障がい者の世話に関わる場合、あるいは銀行や保険会社に行く場合も制限の対象外とされる。そのほかペットの散歩、不可抗力による外出は許される。

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スペインでは食料店以外の全ての販売店は閉店し、バー、ホテル、教育施設も一時休業となる。

サンチェス首相によると、市民の移動管理には軍、警察、民間警備隊が協力する。これら制限を背景に、当局は警察に必要な捜査を行う権限を与えた。

現時点でスペインは欧州で2番目、世界では5番目の感染者数を出している。これより前、スペイン首相夫人がコロナウイルスに感染したことが明らかになった。

パンデミックの発表

世界保健機構(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの蔓延はパンデミックであると宣言した。

世界110か国以上で既に12万5千人が感染し、大半は回復しているが、4千人以上が死亡している。オーストラリアでは現時点で199人の感染が確認されている。

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